福工房 三島店です。
お家づくりのご相談を受けさせていただく中で、
気づいたことがございます。
数年前は、「家は収納の多さ!」「たくさん収納を!」というご要望が
多くございましたが、
最近は、「適材適所に!」「断捨離するので必要最低限で!」
このような変化を感じました。
そこには、注文すれば翌日には届くサービスや、貸倉庫サービスなど
様々な便利なサービスが背景にあるんだと思います。
このような変化の中で、もっとも直近では、
「バルコニーって必要ですか?」
というご意見もございました。
個人的には、太陽に洗濯物を当てたいので、
当然、バルコニーは家にあるのは当たり前的な感覚でおりましたが、
「共働きで」「時短したいので」「乾燥機を使うので」
このようなご意見からバルコニーも、生活スタイルに合わせた検討ポイントに
なってきたのかもしれません。
興味深いご意見を頂いたので、バルコニーについていろいろ調べてみました。
古く日本家屋には、バルコニー的なものはなく、近代になり、
お土地を有効活用するために、採り入れられたようです。
外に開かれた空間がないと落ち着かないという
日本人ならではの独特な感覚があるようで、
もともと日本家屋にとって庭が、客人として神様をお迎えする場所で
あったようです。
マンションになって、そうした庭を持てなくなった時に、
ベランダが神様を迎えるための役割を果たしているのではないか・・・
とのことでした。
かつては無いのが当たり前だった、
それが時代の変遷によってあるのが当たり前に、
そして、また見直しされるようになってきたようです。
そう考えると、
比較的、簡単に増改築が出来て、自由設計の木造住宅が一番住みやすいのだと
思います。
三島展示場もテレワークスタイルを反映して、書斎をリニューアルしました!
ホールにちょっとした書斎スペースです。

ぜひ三島展示場にお越しくださいね!